櫻井翔も愛用。着て寝るだけで疲労回復するパジャマ『BAKUNE』とは?累販100万セット突破で爆売れする理由。

誰もが忙しくはたらき、デジタル化が進む現代社会。寝る前についスマートフォンを触ってしまったり、忙しくて夜中まではたらいたりと、睡眠をおろそかにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな今、「着て寝るだけで疲労回復」を実現するリカバリーウェア『BAKUNE(バクネ)』シリーズが注目されています。シリーズ累計販売数はなんと100万セット※を突破(2024年12月時点)。特殊な繊維を使用し、自身の体温による遠赤外線作用で血行を促進するこのウェアは、忙しい日々でも手軽に睡眠環境を整えられる点が魅力。
2021年には一般医療機器の届け出が完了しています。
今回お話を伺ったのは、『BAKUNE』の開発に携わった株式会社TENTIAL(テンシャル)の商品部・山川僚介さん。もともとメディア事業からスタートした同社が睡眠に着目し、衣類の開発に至った背景を伺いました。
(※)100万セット:トップス・ボトムス2点で1セット換算(200万枚販売実績)、累計販売数は2024年12月時点
TENTIALがかなえる、着て寝るだけのコンディショニング

──こちらが「着て寝るだけで疲労回復」するリカバリーウェア・BAKUNEシリーズですね。
そうです。定番モデルであるスウェットタイプの『BAKUNE』から始まり、裏起毛であたたかい『BAKUNE Warm』、敏感肌の方にもやさしいコットンガーゼ素材の『BAKUNE Pajamas Gauze』、暑い夏におすすめの『BAKUNE Dry』『BAKUNE Mesh』など、季節や用途に合わせて豊富なラインナップを取り揃えています。
──さまざまなアイテムがあるんですね。なぜ、『BAKUNE』は“着て寝るだけ”で疲労回復できるのでしょうか?
BAKUNEシリーズにはすべて特殊繊維『SELFLAME®』を糸に織り込んでいます。人間の体温を輻射する遠赤外線作用により血行が促進され、筋肉のコリ軽減や疲労回復効果が期待できるようになっているんです。
アスリートや一般のお客さまの方からは、「『BAKUNE』は着心地や肌触りが全然違う!」といった声もいただいています。『BAKUNE』によって睡眠環境が整いコンディションが向上し、日々のパフォーマンスにも大きな差が生まれます。

──TENTIALが疲労回復やパフォーマンス向上に取り組む理由を教えてください。
弊社代表の中西はもともと、サッカーでインターハイへ出場するほどの選手でした。しかしながら、高校3年の夏に狭心症を患ったことで、プロへの道を断念せざるを得ない状態に。その後、ビジネスの世界に興味を抱く中で一般の方が「コンディショニング(パフォーマンス向上のために心身を整えること)」への意識が薄いことに気付きました。
アスリートは、食事や入浴、規則正しい生活、整体など、パフォーマンスを最大化するために日々の生活の中で体調管理を徹底しています。一方で、一般的には自身のコンディショニングに時間を割く人は少なく、優先順位も下がりがちです。
そんな中で、「世の中にコンディショニングをより浸透させたい」という想いから、中西が23歳のときにTENTIALを創業しました。TENTIALには、中西を含めてアスリート出身者が多く、アスリートならではの視点を取り入れながら商品開発をしているのが特徴です。アスリートが実践する疲労・ストレス軽減方法やリカバリーに関する人体の知識など、コンディショニングのノウハウを活用し、皆さんの生活を豊かにすることを目指しています。
──さまざまなコンディショニング方法がある中で、TENTIALがリカバリーウェアの開発に踏み切ったのはなぜですか?
2018年の創業当初、TENTIALではスポーツメディアの運営がメイン事業でした。その後、体のコンディションを整えるインソールや、コロナ禍をきっかけにマスク開発などにも着手する過程で、あらゆる身体の悩みの中でも、特に足や睡眠に関する悩みを持ちながら、解決するためのアクションをしていない方が多いことが分かりました。そこで2019年から、コンディショニングブランドを立ち上げ、お客様の悩みを解決できるような製品の開発を進めてきました。
BAKUNEシリーズにおいては、眠っている間にどのように疲労を回復するかを考え様々な生地を検討していたなかで、遠赤外線を輻射することによる血行促進効果を持つ特殊繊維『SELFLAME®』にたどり着いたことが、『BAKUNE』が生まれる大きな転機となりました。
新しい習慣を取り入れることは簡単ではありません。だからこそ、誰もが日常的に行う「寝る」という生活習慣の中で、自然にコンディショニングができるようにしたいと考えた末に、開発されたのがリカバリーウェア『BAKUNE』です。2021年の2月から、正式に発売を開始しました。
『BAKUNE』は、徹底的なお客さま目線から生まれた
──リカバリーウェア『BAKUNE』は2021年4月より、病気の治療や予防に使用される「一般医療機器」にも届出を完了されています。前例が少ない中での挑戦、苦労も多かったのではないでしょうか?
そうですね。一般医療機器の届出を完了するまでの過程に、様々な基準や制約がありました。医療機器として商品を開発するアパレルブランドは、まだ多くはなく、参考となる事例も限られている。正解が見えない中で何度もテストを重ね、一般医療機器の届出を提出するまでに多くの時間と労力をかけてきました。

医療機器であるがゆえに、商品の改良も一筋縄ではいきませんでしたね。シリーズ内で最も温かい『BAKUNE Warm』の生地について、お客さまから「硬い」という声をいただいたのですが、一般医療機器であるがゆえに、簡単に糸や生地の変更はできないため、改良にあたって特に苦労したポイントでした。
糸が変えられないのならほかの部分で解決できないかと、編み方を工夫したり、柔らかさを出す加工材も加えたり。1つの商品に対して、多い場合だと合計100枚を超えるサンプルの試作を繰り返し、納得のいく製品ができるまで試行錯誤を繰り返します。商品部内はもちろん、会社全体でメンバーに実際に着用してもらいながらチェックを重ね、最適な仕上がりを追求してきました。
「制約があるから仕方ない」と妥協せずに改善策を検討し続けた結果、お客さまの満足度は向上。商品の開発は困難でしたが、このプロセスを経てより良い商品をお届けできたことをうれしく思っています。改良を重ねた結果、『BAKUNE』シリーズの累計販売数は100万セットを突破しました。
──お客さまの声をしっかり受け止め、改善を繰り返してきた。だから『BAKUNE』は評価されているのですね。
TENTIALのゆるぎない軸は、お客さまの声を常に真摯に受け止め、エビデンスを取得し続けながら迅速に改良を行う姿勢にあります。私たちは小売店や代理店をはさまず、自社ECサイトなどと通じて直接販売しているため、お客さまとの距離が近く、いただいた声はすぐに商品の改良に反映させることができます。創業してから今日までお客さまのご意見をもとに商品の開発を行なってきました。
これまで医療機器の許可が必要な場合は他社と協力して進めていましたが、2024年9月に第二種医療機器製造業許可を取得してからは、自社で一貫して開発することが可能になりました。これまで以上に、より良い商品をスピーディーにお客さまにお届けできるよう努めています。
商品改善のプロセスの中で、お客さまが朝起きてから夜寝るまでの間に何が起きているのかを知るために、1日の行動内容や理由についてインタビューを実施したこともあります。直営店も展開しているので、店頭で直接お客さまの行動を観察したり、ヒアリングしたりしながら、できるだけ生の声を聞くようにしています。
商品開発だけじゃない。TENTIALが目指す、コンディショニングの新境地
──TENTIALの今後の展望についてもぜひ教えてください。
今後もコンディショニングブランドとして、今まで通りお客様と向き合いながらより良い商品作りに真摯に取り組みます。
TENTIALは、これまでに手がけてきた『BAKUNE』をはじめ、インソールやマスクなども、すべてお客さまから寄せられた声をもとに、お客さまの「コンディショニングを支える」という目的のため生まれたものです。
私たちのミッションは「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す」こと。ミッションの実現に向けて、『BAKUNE』をはじめとする商品についてもさらに新たな挑戦を重ね、お客さまに価値を提供し続けていきます。

──最後に、TENTIALからはたらく皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
TENTIALのお客さまには、睡眠に悩む方やアスリートの方、そして日々生産性や成果を最大化しようと努力するビジネスパーソンの方が多くいらっしゃいます。
私たちは、コンディショニングを通じて一人ひとりの挑戦を健康面から支えていきます。アスリートが日常的に行っているコンディショニングを、一般のはたらく方々にも広めたい。TENTIALの商品やサービスが、お客さまのコンディションを整えるきっかけになることを目指しています。
はたらく皆さんの未来が、より充実したものになるように。私たちの取り組みやコンディショニングの重要性を知っていただき、興味を持ってもらえたらうれしいです。ぜひTENTIALの活動や商品に触れて、「コンディショニング」の第一歩を踏み出してみてください!
(文・写真:朝川真帆 編集:いしかわゆき、おのまり)

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